今回は、夫婦間の重要な問題である、浮気について解説していきます。
浮気は愛の問題?
よく、夫(または妻)が浮気した際に、「夫婦の愛が足りないから・・・」みたいなことが言われますが、実際はどうなのでしょうか。
浮気というのは、現在の日本では、「良くないこと」として、一般的に認知されていますが、浮気をする人はいなくなりません。
浮気の原因は、「家が快適ではない」というのがほとんどだと思います。愛は主観的なものなので、愛の問題がどうかは、他人には全く分からないので、考えるだけ無駄です。
夫婦で(または子供も一緒に)とても幸せに暮らしていれば、わざわざリスクを冒してまで他人と浮気をする人は少ないです。
逆に、現状の生活に不満がある場合は、多少のリスクを負ってでも、他人と浮気をしようという思いが芽生えるかもしれません。
だから、相手にどうしても浮気してほしくない場合は、「できるだけ住み心地の良い家庭になるように努力する」のが案外近道だと思います。
相手が浮気をしたらどうするのか
実際に、浮気をしてしまう人は少なからず存在します。もしも、あなたのパートナーが浮気をしたら、どうすればいいのか。
一番大切なのは、あなたがどうしたいかです。
周りの意見は参考程度に聞き流して、「これからも仲良く暮らしていきたいか」というのを最優先で考えて下さい。
それが無理なら、早急に離婚した方が良いです。一番最悪なのは、相手と仲が悪いままいつまでもダラダラと結婚生活を続けることです。
お互いにストレスがたまり続けて夫婦仲は更に悪化し、子供がいる場合は子供にも悪影響を及ぼします。
そして、これからも夫婦生活を続けると決めた場合は、感情的に怒るのではなく、冷静に夫婦間のルールとして、「(お互いに)浮気をしてはいけない」というのを明確にします。
仮にルールを破ったら罰金のような罰も考えておきます。
また、浮気をする人は、家庭内に何かしらの不満を持っている可能性が高いので、それを聞き出します。
そして、相手の要求を新しいルールとして決めるかどうかを考えます。
「浮気をした方が要求するのはおかしい」と思う人もいるでしょうが、そういう人は、相手が浮気した時点で潔く離婚した方が良いです。
しかし、「浮気をしてはいけない」という明確なルールを作っても、一向に改善されず、浮気を繰り返す人もいます。
その場合は、以下の3つの手段のうち好きなものを選んで下さい。
- 何らかの病気の可能性もあるので、相手に治療を受けてもらう。
- 浮気をすることに関しては黙認して、仲良く暮らし続ける
- 潔く離婚する
2番は、相当相手が好きか、忍耐力が強くないと無理だと思いますので、1か3を勧めます。
離婚は悪?
ここまでで、割とあっさりと離婚を勧めてきましたが、「離婚は重大な問題だから、そう簡単に決められない」という人もいるでしょう。
しかし、よく考えてみて下さい。
「あなたは何のために結婚したのですか?」
「幸せになるため」ではないのですか?
だとすれば、結婚したのにあなたが幸せではないとしたら、結婚生活に執着する必要は全く無いと思いませんか?
未だに、「夫婦は一生連れ添うもの」みたいな価値観が残っていますが、夫婦というのは、元々は「赤の他人」です。
もちろん相性が良い夫婦もたくさんいますが、相性の悪い夫婦もいます。それでも無理に結婚生活を続けるのは、本人たちにとって損にしかなりません。
世間の風潮を気にするのも理解できますが、世間は別にあなたの幸福を願っているわけではありません。あなたの幸福は、あなた自身で切り開くべきものです。
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