我々は短い人生を受けているのではなく、我々がそれを短くしているのである。
・・・セネカ
時が経つのが早いと思うようになるのは我々が人生に慣れ親しんだ結果である。子供のように、毎日が未知な世界への一歩であれば、日々は経験の集積で長いものとなる。
・・・ギッシング
好人物(善人)は何よりも先に天上の神に似たものである。第一に歓喜を語るのによい。第二に不平を訴えるのによい。第三にいてもいないでもよい。
・・・芥川龍之介
学問上の「達成」は常に新しい「問題提起」を意味する。それは他の仕事によって打ち破られ、時代遅れとなることを自ら欲するのである。
・・・ウェーバー
一般に青年の主張するところは正しくない。しかし、それを彼らは主張するということは正しい。
・・・ジンメル
人生という者は、通例、裏切られた希望、挫折させられた目論見、それと気づいたときにはもう遅すぎる過ち、の連続に他ならない。
・・・ショーペンハウアー
注意すべきは、憎しみを招く元が善行でもあることだ、悪行に劣らずに。
・・・マキャベリ
一般に、全て他人の不幸というのは、いかなる場合でも、傍観者の目を愉しませるようなものを含んでいる、傍観者が誰であろうと例外にはならぬ。
・・・ドストエフスキー
知ることが難しいのではない。いかにその知っていることに身を処するかが難しいのだ。
・・・司馬遷
人が事実を用いて科学を作るのは、石を用いて家を造るようなものである。事実の集積が科学でないことは、石の集積が家でないことと同様である。
・・・ポアンカレ
希望とは、元々あるものとも言えぬし、ないものとも言えない。それは地上の道のようなものである。元々地上に道はない。歩く人が多くなれば、それが道になるのだ。
・・・魯迅
頭脳にはおよそ三種類がある。第一は自分の力で理解し、第二は他人の理解を聞き分け、第三は自分の力でも他人の力でも理解しない場合だが、第一は格段に優れ、第二も優れているが、第三は無能である。
・・・マキャベリ
言うまでもなく、真理は常に迫害に打ち勝つという格言は、多くの人が次々に繰り返して終に普通のことになっている虚偽、しかも、全ての経験によって反芻されているところの、甘美な虚偽の一つに他ならないのである。
・・・J・S・ミル
或ることを為したために不正である場合のみならず、或ることを為さないために不正である場合も少なくない。
・・・マルクス・アウレリウス
戦争に含まれている粗野な要素を嫌悪するあまり、戦争そのものの本性を無視しようとするのは無益な、それどころか本末を誤った考え方である。
・・・クラセヴィッツ
人生は一箱のマッチに似ている。重大に扱うのはばかばかしい。しかし、重大に扱わなければ危険である。
・・・芥川龍之介
勇気とは、窮しても品位を失わないことだ。
・・・ヘミングウェイ
これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な一歩である。
・・・アームストロング
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