世界の国歌 チェコ共和国『我が故郷は何処』(Kde domov můj)

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世界の国歌について紹介します。

今回は、チェコ共和国の国歌『我が故郷は何処や』を紹介します。

歌詞

1.
Kde domov můj,
kde domov můj?
Voda hučí po lučinách,
bory šumí po skalinách,
v sadě skví se jara květ,
zemský ráj to na pohled!
A to je ta krásná země,
země česká, domov můj,
země česká, domov můj!

2.
Kde domov můj,
kde domov můj?
V kraji znáš-li Bohu milém,
duše útlé v těle čilém,
mysl jasnou, vznik a zdar,
a tu sílu vzdoru zmar?
To je Čechů slavné plémě,
mezi Čechy domov můj,
mezi Čechy domov můj!

歌詞の意味

1.
我が故郷は何処
我が故郷は何処
大河のうねりは草地を横切り
岩肌に松の木はざわめく
春の花々に彩られる庭園
目前に広がる地上の楽園
これぞ美しき国
チェコの大地 我が故郷よ
チェコの大地 我が故郷よ

2.
我が故郷は何処
我が故郷は何処
神の寵愛を知る地で
元気な体に華奢な魂。
澄んだ心を持ち、活力に溢れ、繁栄している。
そして、すべての反抗を挫く強さを持つ。
それが栄光の国、チェコである。
チェコこそ、我らが故郷!」。
チェコこそ、我らが故郷!」。

※正確でない可能性があります。

成り立ち

チェコ共和国の国歌『我が故郷は何処』は、チェコの作家・ジャーナリストであったヨゼフ・カイエターン・ティルが作詞し、フランティシェク・シュクロウプが作曲しました。

この曲は、1834年に初演された『フィドロヴァチカ』という歌劇の中の1曲で、当時はあまり知られていませんでしたが、後にK・H・ヒラールによって再発見されました。

『フィドロヴァチカ』はプラハのヌースレ地区で行われていた靴職人の祭りを題材にした劇です。
このお祭りは18世紀末から行われており、常にイースター後の水曜日に開催されています。
劇中の歌は、盲目のヴァイオリニスト、マレシュが歌っています。

チェコスロバキア社会主義共和国時代には、『我が故郷は何処』に続いて、スロバキアの国歌が流れていました。

国家の元となった詩は2番までありますが、国歌として指定されているの1番だけです。

チェコの街並み・風景

首都プラハにあるペトシーン展望台
プラハの街並み
南モラヴィア地方の森
モルダウ川とカレル橋
聖ヴィート大聖堂

参考

・世界の国歌・国旗 単行本 – 2020/3/27 弓狩 匡純 (著)

Vláda České republiky Znáte píseň Kde domov můj?

Můj stát Státní hymna

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